–日本農業新聞より–
https://www.agrinews.co.jp/p46732.html?page=2
時短需要に商機あり 国内最大級 流通業向け展示会
今日の日本農業新聞のネット版で 、スーパーマーケット・トレードショー2019 の記事を目にした。
【時短】がキーワードらしいが、タイムカットと言えばこのわたくしの出番ではないか。
もう自他ともに認めるせっかち人間で、いかなる時も効率の良さを考えては打算的だといわれ続けてきた。
記事をみると、
「スタンドパックサラダ」(1パック70グラム)。自社農場や隣県のキャベツ、ダイコンなどをミックスし、自立する袋に封入した商品。「オフィスなどで皿に移さずに食べることを想定した。手軽にサラダを食べたい女性に訴求したい」や、
「 サラダチキン」の製法を応用し、焼いた風味を楽しめる「グリルチキン」(1パック60グラム)を提案した。通常のサラダチキンよりも小ぶりなサイズで片手で持って食べられる簡便性が売り。
など、時短というかお手軽というか出来合いというか。
それに「おしゃれ感」を組み合わせているのが伺える。
時短×果物は分り易いぞ
果物を例に挙げると分かりやすいが、
包丁を使う>皮をむく>そのまま食べる
食べるまでの労力が大きい程、売れ行きの落ち込みが酷くなってきている気がする。
包丁を使って切って皮をむくのは、りんご、柿、梨など。
手を使って皮をむくのは、みかん、バナナ、桃など。
そのまま食べられるのは、イチゴ、ブドウ、さくらんぼなど。
逆に食べやすくしたのが売れるので「甘栗むいちゃいました」なんてのが超ヒットするのである。
時短と言うか、お手軽というキーワードが如実に売れ行きを左右しているのだ。
「おしゃれ×時短」の最先端にあるもの
おしゃれというのは、結局は時代の最先端を嗅ぎ分けるセンスだ。
これに尽きる。
以前江頭2:50が
「おしゃれはダサい。ダサいはかっこいい。」
と言っていた
(うろ覚えなので間違えていたら失礼)
おしゃれとはこんなもんなのである。
そしてもう一方の時短だが、
私は一人暮らしをしていた時、たいがいの野菜は生でかじっていた。
理由はお手軽だから。めんどくさくないから。
キャベツを一枚剥いてマヨネーズをつけて食べる。
生のほうれん草にドレッシングをかけてそのまま食べる。
大根も甘い上の方からかじる。
気付いていただけただろうか。
「おしゃれ×時短」の最先端は男の一人暮らし的なデカダンなのだ。
注)デカダン–退廃的な態度をとるさま。また、そういう人。
新提案-デカダンドレッシングシリーズ
というわけで超時短で壊滅的な野菜の食べ方を提案する「デカダン」ドレッシングシリーズを提案し、閉塞感漂う青果業界に一石投じたい。
デカダンキャベツ-マヨネーズに黒こしょう味。容器も粘度もマヨネーズ。
デカダンだいこん-マヨネーズにだし醤油味。 容器も粘度もマヨネーズ。
デカダン水菜-マヨネーズのフレンチドレッシング風。 容器も粘度もマヨネーズ。
大体思いつく限りを羅列してみたが、単なるマヨネーズ好きな気がしてきた。