今日あった野菜の話

ちぢみ小松菜 夏は縮まない困ったな

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本日の題名、気付いた方もいたと思うがダジャレである。

袋で見辛いがよく縮んだ小松菜

【大寒】かなり縮んでまいりました

最近出荷されてくるちぢみ小松菜は寒さにあたり、葉っぱもよく縮んでボリュームがありとても好きだ。

初冬に出荷されていたちぢみ小松菜と同じ箱だが、ボリュームが増していて、閉める上蓋がパンパンの時が最近多々ある。

本来、ちぢみ小松菜や、ちぢみほうれん草は1~3月くらいの極寒の中で育成され、葉っぱが縮こまってしまい売り物にならなかった葉物野菜を逆手にとって「ちぢみ」と冠して売り出したことに端を発する。

野菜自身が糖度を上げて氷点下で凍らないようにする防衛能力も相まって、味はすこぶる良い。

葉物野菜の味の旬はやはり厳冬期だと思う。

ちぢみほうれん草徒然

私は、100日以上かけて生育させた路地ものの葉はボロボロで、根が赤く太く、筋張っている生命力に満ちたほうれん草がとてもとても好きだ。

そんな荒ぶったほうれん草は茹でておひたしにしてもよいが、生で食べると違いがより鮮明に分かる。

さっと洗い、株元を切り、醤油で揉み、ゴマをする。

30分ほど置くとこの季節にしか食べられない、ちぢみほうれん草のゴマ和えサラダの完成だ。

はなしは逸れたが、小松菜もこの時期はそこそこ美味しくなる。

ほうれん草のはなしを先にしてしまったので、なんとなく小松菜の食味のはなしはテンションが下がる。

小松菜は… まぁ栄養価が高いよね。。。

あとは青菜の炒め物にしたら、ほうれん草には勝てる気がする。

炒めたらふにゃふにゃで水気が多く出てしまうほうれん草に小松菜が勝つには、青菜炒めしかないのではないか。

夏の日のちぢみ小松菜

実は最近のちぢみ小松菜は品種改良により寒さにあたらなくても縮むものがある

しかし真夏のお盆過ぎくらいのちぢみ小松菜は全くと言っていいほど縮んでいなかった。

無地の防曇袋(野菜のパッケージで頻繁に使用される曇らない透明ビニール袋)に小松菜もちぢみ小松菜も入っているので、出荷されてくる箱から出してしまうとどっちがどっちか分からない。

種の名前はちぢみ小松菜として売られているので、スーパーなど小売店の店頭に並んだときの商品名はもちろん「ちぢみ小松菜」なのである。残念ながら縮んではいないが。

日本を席巻した小松川旋風

小松菜というのは非常に品種改良されている品目で、一年を通して非常に作り易く( 耐暑性、耐寒性、耐病性、生育が早い )作業性(収穫や調整袋詰め作業)も良い。

青梗菜に近い茎がごつい小松菜や、葉っぱの形がしゃもじの様な形の小松菜など、小松菜のなかでも相当な品種が実はある。

小松菜というと東京の小松川地区の昔からあった青菜がルーツだが、いまでは大出世して日本の青菜のことはほぼ小松菜と呼称されるくらいまでになっているのである。

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野菜ジャーナリスト、野菜占い師、古物商。
その他ひょうたんの栽培加工販売、野外フェス等へのオリジナル料理「コブラ巻」の出店、顔出し看板の作成、Earth,wind & COBRAでのファンクボーカルなどなどなど精力的に活動している。