Contents
なんとなく売れ行きが年々減り続けるカブ 売るのもなんとなく難しい
カブの葉が黄色く変色してしまい売り物にならず貰ってきた。
カブは葉付き販売が基本だが折れやすく、変色しやすい。特に袋に入れていないと半日で萎れるし、茎がポキポキと折れる。玉の部分も張りが無くなり消しゴムみたいなさわり心地になる。茎を落とした見切り品のカブは売れない。
昔からあるバイク屋は愛想が悪い(偏見です)
高校を卒業して大学に入るときに地元分倍河原駅の南側、鎌倉街道沿いにある昔からある角のバイク屋で通学用にスーパーカブを母に買ってもらった。昔からあるバイク屋というのは、大抵は初めての客には愛想が悪い。悪すぎる。その店も愛想が悪く、非常に悪い印象しかない。
当時は90年代でインターネットはまだ一般的ではなく、情報は雑誌とテレビから得る時代だった。場合によっては図書館に行って調べごとなど今では気の遠くなるような時間をかけて情報を得ていた。
スーパーカブのカスタム車両に、「スーパーカブラ」というロゴの入ったものを雑誌で見たとは一体なんの事かさっぱり分からなかった。
バイクなのに蕪(カブラ)?コブラ由来?カプラー?カブだ??
今さっきググったら一瞬にして謎はとけたが、どうやら公式の後付けカスタムパーツらしい。後ろから見たシルエットから蕪(カブラ)とかけてのネーミングだそうだ。
やはりカブは漬けものだ 漬物の申し子カブ
前置きは長くなったが今日はカブラの話だ。
カブはやはり漬けものが一番だ。毎年、奈良県の御所JA婦人会のカブの甘酢漬けを頂くのだが、これがまたベーシックな味で丁度いい塩梅とはこの事かと思う。昆布と甘酢でうま味があり、鷹の爪でアクセントを付けている。
これに少しでもいいので茎を一緒に漬けこんで歯ごたえのアクセントもあったら更にいいと思う。カブの柔らかく緻密な歯ごたえと、漬けてもシャキシャキ感のあるカブの葉は見事にマッチしている。
もうなんでも柔らかくしてサラダって名前付けたらいいじゃん
今年はサラダカブの出荷がいきなり増えた。品種はもものすけ。南都種苗。
最近の、なんでもサラダって名付けたら若者受けがいいんだろ的な流れは嫌いではないのでジャンジャン売っていきたい。なりふり構っていられないのだ。
カブは漬け物で使うのが一番消費量が多いのだろうが、漬け物はやはり手間暇がかかりハードルが高い。サラダはその点、洗って切ってドレッシングをかけるだけでいいので簡単だ。若者の漬け物離れはそりゃそうだろと思う。面倒だし、時間がない。サラダならなんとか食べてくれる。サラダカブは赤くて見栄えもいい。
皮に切れ込みを入れたら手でも剥けます!って宣伝を見て、チャレンジしてみたが僕は手で剥けなかった。実演販売で流れる様に喋りカットしていくスライサーが、家に帰ってきたら全くできなかった気分だが悪い気はしない。
これがいい。試してみたくなるじゃん。うまいなー南都種苗。