
発音は【はぁ:たまねぎ】関西圏調べ
葉玉ねぎを知らない方になんと説明したらよいか少し悩んだ。
玉ねぎは球根の部分を食べる野菜だ。
しかし葉玉ねぎは球根の部分が大きくなる成長段階で収穫してしまい、同時に葉っぱの部分も食べてしまおうという画期的な野菜だ。
一粒で二度おいしいというか、二兎追うものは一兎も得ずというか、まぁそんな感じの野菜だ。
球根部分が大きくなっていく一方、葉は日に日にボリユームがなくなってくる。
葉の栄養も球根部に蓄えて子孫繁栄に備えようとしている訳だ。
出荷期間中に進化していく

写真の様に出荷初期段階では球根部分がほぼ大きくなっていないのだが、徐々に大きくなり、最後の方では葉付きの新玉ねぎと言った方がよいくらいになる。
そんな品目は他には見当たらない。
葉付き新タマネギ
玉ねぎは、好きな野菜ランキングで常に上位に入る。
家庭菜園でも恐らく作付け人気ナンバーワンではないか。
料理の応用範囲が広く、保存がきく。
出荷後半の球根が大きくなってきたら、販売する時も『葉玉ねぎ』というよりも、『葉付き新玉ねぎ』として販売した方がよく売れる。
スーパーでは一般的ではない
って思い込んで、お客さんに接客の時も言っていたが、市場流通でも葉玉ねぎあるそうです。千葉県長生郡の特産『ながいき葉玉』。
検索してもあまり出てこないので、そんなに生産力があるとは言えなそう。
twitterのファミリー丸岡さんというスーパーより引用してます
今日は千葉県産のながいき葉玉ネギです。
葉玉ネギは玉ネギの玉が小さいうちに収穫したもので、緑の葉も白い玉ネギの部分も柔らかく甘く、火を通すとトロッとしています♪
炒め物、鍋料理、グラタン、スープやぬたも美味しいです(^O^)♪ pic.twitter.com/WZTTIeLZQR— ファミリー丸岡 (@FamilyMaruoka33) 2015年2月9日
直売所の魅力が詰まった葉玉ねぎ
葉玉ねぎには何とも言えない泥臭さと、野暮ったさがある。
春の訪れを告げる葉玉ねぎ、季節が春めいて来るに従いどんどんと大きくなっていく。
直売所に行かなければ会えない!それが葉玉ねぎだ!