今日あった野菜の話

真竹(マダケ)と淡竹(ハチク)の見分け方が微妙過ぎる

投稿日:2021年6月8日 更新日:

毎年繰り広げられるタケノコ談義

6月に入り気温も湿度も上がるとドッと出荷されてくるスラリと伸びたタケノコ。

切ったまま段ボールに詰められ、伝票が挟んである。

見れば品名は『たけのこ(ハチク)』

作業場の前にトラックを付け、冷蔵車の荷台に積み込んでいると家の方から農家さんが登場。

農家「去年の支払い伝票には真竹って書いてあったけど、これはハチクやからなー」

僕「ネットで調べてみると、全国的にはマダケらしいんですわ。」

農家「ネットより前からウチらはハチクとかハッチクって読んでんねんけどなぁ…」

毎年なあなあにしてはいたものの、結局は商品名はたけのこ(マダケ)として販売していた。

千葉の友人のSNSへの投稿

そして今年。

千葉の友人が裏山でタケノコを採ったとSNSへの投稿が目についた。

みれば友人が竹藪でよく見慣れたタケノコを刈っているではないか。

微笑ましいなぁと思いつつ続きを読むと、

「破竹とったどーーー!」

いやいやいやいやいやいや

それは真竹や。 そして感じも違う。 淡竹や!!

コメントでツッコミを入れ、ワイは八百屋やと散々マウントを取り、ケチョンケチョンに伸した。

そして、友人から最後の返答

「いや~一緒に行った地元のじいちゃんがそう言ってたんだよ」

真竹のたけのこが生えてるところ

不安。。まさか、、、、

ここ関西だけでなく、遠く離れた関東の千葉県でも真竹ではなく淡竹と呼んでいる事実。

点と点がつながり、それまでの自信が揺らぐ。

まずは手っ取り早く集荷で回る農家さんに尋ねることにした。

一件目、元地元銀行員で定年後は半分趣味で出荷をしている方。紛れもなくしっかりとしたジャッジを下してくれそうだ。

聞くと「これは・・ハチクやな。これは栄養豊富な土壌で生えたやつだから太っといわ!」

僕「やはりハチクですか。これ、ネットで調べると真竹って出てくるんですよ。」

元銀行員農家「いやーこれは昔からこの辺だとハチクって呼んでんでー」

二件目、元小学校教師でこちらもかなり信頼できる方。すごく優しい。毎回飲み物をくれる!

元教師「これここらへんだとハチクっていうけど、町の直売所だと真竹って書いてあるねぇ」

僕「そうなんですよ!ここらへんだけじゃなくて遠く離れた千葉でも地元の人はハチクって呼んでるみたいなんです」

元教師「いやー困ったねぇ。まぁ野菜ジュースでも飲んでき。」

そして知の結集グーグル先生へ

事務所に戻り、見慣れたGooglechromeの検索窓に真竹と打ち即検索→

Google「あーそれ真竹真竹。間違いなく真竹よー」

アッサリ!!!

試しに淡竹と検索→

Google「それは淡竹や。画像検索しても間違えてる奴おらんでー」

ガーン!ガーン!ガーン!

というわけで数年ぶりに再燃したハチクマダケ闘争は関西と千葉の点と点が奇跡的にマッチングリンクしたスペクタクルなランデブーだっただけでした。 

おわり

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野菜ジャーナリスト、野菜占い師、古物商。
その他ひょうたんの栽培加工販売、野外フェス等へのオリジナル料理「コブラ巻」の出店、顔出し看板の作成、Earth,wind & COBRAでのファンクボーカルなどなどなど精力的に活動している。