徒然立ち話し

とりとめのない徒然出荷立ち話

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自家採種の金時人参

先週の木曜日、軽トラックで片道30分かけて 毎週決まって昼休憩が終わったころに出荷をしにくるおっちゃんが来た。
そして毎週なんらかのお土産をくれる。

先週は金時人参だった。

全体的に白っぽい金時人参

この画像が頂いた金時人参だ。
全体的に色が白っぽい。

ゴルフ好きで、よく日焼けしたおしゃべり好きのおっちゃんは

「近所の人に貰ったんやけど、あそこの家は長年自分とこで種取りしてるから、なんだか色が薄いっていうか白っぽいんよなぁ~」

おっちゃん曰く、長年種取りを繰り返していると、だんだんと先祖がえりしていってしまい、原種に近くなるらしい。

このおっちゃんは、近所に長年に渡って種取りをしてる事実を知っている旧知の友人が居て、それを毎年毎年ずーーっと貰っているんだろうな。
と想像すると、何ともゆったりとした長年の月日を思う。

もらい物お返ししない同盟

以前におっちゃんの近所の仲のよい家3軒ほどは、もらい物のお返しはしない同盟を作っている話を聞いた。

近所の人からお土産をもらうと、こんどは我が家でもお返しをしようと、どこかに行くとお土産買って行かないとなぁ~と、ふと思ってしまう。

これはこれで純粋に感謝の気持ちや、おすそ分けな気持ちが元で気持ち良いものである。
しかし重荷ではない時が大半なのだが、体調が悪かったり、荷物がメチャクチャあったり、お金が無かったり、雨が降っていたり、風が強かったりと、イレギュラーな事が重なってしまうと、重荷に感じるときは人生において1度はある。

そんな時に役立つのは、このお返ししない同盟だ。

そして、物をあげる方も同盟があれば気にせず連発してあげれて良い。

なにか贈り物をしてしまうと、お返しを貰ったとか貰ってないとか気にしてしまうのが小市民の性だ。そんなもん気にしなかったらいいのだが、わかっちゃいるけどやめられない。

同盟結成時も、相手を思いやる気持ちから自然発生したんだろうな。

手先が器用な隣人

以前に私が中古の刈払機、俗にいう草刈り機を探していた時のことだ。

おっちゃんにも「いらない刈払機あったら譲ってくださいね」と言うと

「それが、隣の家にめちゃめちゃあんねん。」

と渡りに舟な回答を頂いた。

譲ってもらえないか聞いて欲しいとおっちゃんに言うと

「隣のおっちゃん器用でな、いろんなとこから機械貰ってきて、それを組み合わせて治しよんねん」

おったまげた。

そんな器用なおっちゃん隣に住んでたら楽しそうだなと素直に思った。

しかし、おしゃべり好きなおっちゃんにしては声のトーンが少し低く、何故か歯切れも悪い。

考えてみれば、距離も近い隣接した家でトンカン、ガサゴソやられたらちょっとギクシャクしちゃうかも。

そしておっちゃんの畑

そしておっちゃんの畑からは重要文化財が出土して博物館にならび、昨年は集中豪雨で周りの田んぼの水がすべて集まってしまい冠水し、市に払い下げした用地では市営体育館が出来、夜に駐車場に停めた車の中で若者が愛を語り合うそうだ。

おしゃべりなおっちゃんと10年も立ち話していると、いろんな事を知れるなぁ。

-徒然立ち話し

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【プロフィール】

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野菜ジャーナリスト、野菜占い師、古物商。
その他ひょうたんの栽培加工販売、野外フェス等へのオリジナル料理「コブラ巻」の出店、顔出し看板の作成、Earth,wind & COBRAでのファンクボーカルなどなどなど精力的に活動している。