都会の人が趣味で狩猟やるなら狩猟免許が必要だろう。しかし田舎に住んでたら狩猟免許なんか必要ないだろ。
第一に金が掛かってしゃーないわ!
ではなぜ必要無いかを今日は説明していきます。
今日の農業新聞の記事から。
狩猟もジビエも 地域おこし協力隊員 興味津々 山里の難題 移住の決め手
日本農業新聞より引用
Contents
最近『ジビエ』という言葉が一般的に使われるようになってきたよね。
(ジビエの意味;狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉 フランス語)
野生の肉と言うよりはフランス語で「ジビエェ~」と言ったほうがなんだかお洒落で新鮮な響きだ。
(私のフランス語の脳内再生は全てトルシエ前サッカー日本代表監督)
こうしたオシャレ感のある言葉に置き換えるトリック。私は嫌いではない。
言葉は道具で生き物なので、新鮮な言葉を提案したり、古い言葉やダサいイメージがある言葉はあえて使わないセンスが問われる。
テレビなどで正しい日本語を使おう!などと新しい言葉や転じた言葉使いを拒絶する人がいるが、無学だと言っているようなものなので即刻止めてもらいたい。
まず正しい日本語の定義がどこなのか。平安京の時代まで遡るのか。
現代語と400年前の江戸時代とでは言葉はかなり違ってきている。
当然だ。
言葉は生き物。時代ごとに移り変わるコミュニケーションの道具だ。
年賀状もお歳暮も、結婚式のご祝儀3万円も、遣りたい人だけやっていて欲しい。
話は変わって我が家の獣害の被害額と免許不要の罠
イノシシやシカ、サルは田舎では農作物を荒らし、若い苗木を食べたりするので害獣と考える人が多い。
ほぼ100%何かしらで被害を受けている。
(バスと野生動物の事故で仕事に遅刻したなども含む)
私も昨年ひょうたんの苗を10本はシカに喰われ、デコポンの若木もメチャメチャにされた。安納芋もツルを生やす種芋が食べられ散々な目にあった。もちろん獣害対策用に畑の柵はシッカリとしていたのにだ。
実害は1万円くらいだが、末端価格で50万円くらい(ひょうたんが加工するため高い)は被害にあっている。2mの柵もしてあるのにちょっとした高台から飛び越えて畑に入ってきてしまう。
そこで
農業事業者の獣害防止目的の囲い罠の登場だ
農林業の事業者が被害を防止する目的で,事業地内で囲いわなを捕獲する行為については,一定の条件を満たすことにより狩猟免許を取得しなくても捕獲が可能とされている。
ポイントは農業収入があること、被害があること、狩猟期間中に狩猟可能区域内で行うこと、そして狩猟鳥獣であること、この4点だ。
そんな訳で我が家は充分認められる。
小額でも事業として行っていればいいのだ。
そして無免許で認められている囲い罠の条件は、上面が開放的なことだ。
具体的には罠の上面の水平面の半分以下しか金網がない場合が囲い罠。上面半分以上が金網で囲われた構造の罠は箱罠として扱われる。
せっかく捕獲した獲物が上の開放部分から逃げられないように高くする必要はある。
下のリンク先のPDF資料では1万5千円以上掛かっているが、ワイヤーメッシュと異形棒鋼(鉄筋)を溶接でつないで、廃材利用などして作れば1万円以下で充分作成できる。
自作する囲い罠は島根県中山間地域研究センターが製作したイノシシ捕獲用の低コスト簡易型箱わなを改良して上部を半分空けていればいい。
仕留めるのは21世紀でもやはり槍!!笑
槍はとめ刺し槍と言われる仕留め用のものを使います。
檻の隙間から仕留めの槍を入れ、腋の下辺りに突き立て心臓を狙うのが一番手っ取り早くていい。
やはり21世紀になっても槍最強。
戦国時代でも殺傷能力は日本刀より槍の方が上だったのだ。